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超リアル脱出ゲーム。迷路世界の謎を解け!『百万畳ラビリンス 上下』【漫画感想】

 

 マンガ大賞2016にノミネートされた、今熱い注目作品「百万畳ラビリンス」。ゲームデバッカーとしてアルバイトをしていた玖波島礼香と庸子の二人が、ある日、目を覚ますとそこは行けども行けども抜け出すことのできない謎の建物だった。

 建物からの脱出と建物の存在する理由を解き明かす超リアル脱出ゲーム。上下の2冊で完結済みの作品。

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(出典:『百万畳ラビリンス』)

バグフェチな主人公。ゲーム力で脱出を目指す

 主人公の玖波島礼香はプライベートでもアルバイトでもゲーム三昧のゲーム大好きな女子大生。ゲーム内のバグを探して仕様にない攻略法でクリアするのが得意というちょっと(かなり?)変わったタイプのゲームオタクである。

 ゲーム内で培われた力は、 迷路から脱出する際にもフルに活用される。

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(出典:『百万畳ラビリンス』)

特殊アイテムを駆使せよ!

 魔法の杖の「ゲームコントローラ」、転送装置の「ちゃぶ台」等 、日常の道具にも不思議な力が隠されている。これらを駆使して脱出を目指す。

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(出典:『百万畳ラビリンス』)

 

  テンポの良いストーリーと次々と出てくる謎により、最後までワクワクしながら一気読みできてしまった。意外性もあっていい感じ。迷路世界の謎と二人の運命に注目な良作。ミステリー好きなら気に入るはず。

 

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