「ハーフは劣化が早い」とタレントのウエンツ瑛士に言ったことで、炎上した古市憲寿氏が、久しぶりにフジテレビ「ワイドナショー」に出演するし、ダウンタウンの松本仁志に「チキン」といじられる一幕があった模様。
今回の炎上騒動以外にも過去に、フジテレビ「とくだね!」に出演した際に、神奈川県で女子中学生が、学校に忍び込んでガラスを割ったり、校舎内を水浸しにした事件に対して、「法律的には問題ないだろうが、正直かっこいいと思ってしまった」と発言し炎上したことがあった。
実は、古市憲寿氏は、過去に自身の著書の「だから日本はズレている」で、ネット社会において、炎上をしない方法を語っている部分があった。
「古市憲寿氏」による炎上しない方法
「炎上しない六つの方法」という節の一部で、『誤解しない話し方、炎上しない答え方』(ディスカーヴァー・トゥエンティワン)を引用しつつ、六つのポイントをこう語る。
- ネガティブな話をしない
- 差別的な話をしない
- 犯罪を肯定するようなことを言わない
- 批判は慎重に
- 話相手を錯覚しない
- 他人に関するコメントは根拠と説明を十分に
(出典:『だから日本はズレている』)
「とくだね!」では、3「犯罪を肯定しない」に該当してしまったと反省していた。しかし、今回また炎上してしまっていた。今度の場合は、2「差別的な話をしない」に該当してしまったのだろう。
頭で理解し、知識があっても、いざ反射的に話しをするときは、やはりなかなか実践は難しいのだろうか。単に、気をぬいていただけかもしれない。
個人的には、古市さんの本や発言は面白くどちらかといえば好きな方である。今回のことでめげずに、また、いろいろな社会問題等に、鋭いツッコミを入れていったもらえればなと思っている。
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