ガールズ落語漫画(in楽屋)
『さよなら絶望先生』の久米田康治が原作の落語家女子5人による雑談漫画がこの『じょしらく』である。
ギャグ寄りの作風である。
扱うネタは普通のギャグからブラックジョーク、時事ネタ、自虐ネタまでと幅広い。
カラッと笑えるギャグ・コメディ作品となっている。
アニメ化もされた。全6巻で完結済み。
(出典:『じょしらく』)
「じょしらく」の見どころ
女子落語家五人組
この漫画にはメインキャラとして落語家五人組が登場する。
話は主に寄席の楽屋で展開する。
キャッチコピーは、
「この漫画は女の子のかわいさをお楽しみいただくため邪魔にならない程度のさし障りのない会話をお楽しみいただく漫画です」
こう聞くと当たり障りのない会話が繰り広げられるのかと思ってしまうが、この会話劇が結構いろんなことに触れて、「さし障りある」内容になっている。
これが面白く、『じょしらく』の魅力になっている。
(出典:『じょしらく』)
ブラックジョーク
(出典:『じょしらく』)
『じょしらく』はただ落語家がだべっているだけの漫画ではない。
ところどころに結構きつめなブラックジョークも登場する。
扱うのは主に政治ネタ。
ここは、『さよなら絶望先生』を描いた久米田康治の持ち味が存分に発揮されているなと感じる。
どう考えてもいろいろな人や組織に「さし障り」がある気がしてしまう。
(出典:『じょしらく』)
パロディネタ
ブラックジョークにも勝るとも劣らないほどパロディネタも豊富だ。
「進撃の巨人」「ONE PIECE」「となりのトトロ」など様々な漫画、アニメ作品のパロディをしている。
これもまた久米田康治らしさが発揮されている部分だと言うことができるだろう。
(出典:『じょしらく』)
終わりに
というわけで『じょしらく』を紹介した。
女子落語家五人のだべっている様子を描いたコメディ漫画で全6巻完結済み。
ブラックジョークから他作品のパロディ要素まで含んでいる。
笑えるコメディ漫画を読みたい人にはオススメの漫画である。
(出典:『じょしらく』)
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