漫画ギーク記

漫画を中心にしたおすすめの面白い本について書いています

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

注文できる「お取り寄せ商品」を扱うグルメ漫画『おとりよせ王子 飯田好実』【漫画感想】

毎日残業続きの平凡なSE、飯田好実の誰も知らない密かな楽しみ、それは全国の美味しいグルメを取り寄せること。 普段は仕事と残業に追われるが、宅急便の夜間の配達を受け取れるノー残業デーにお取り寄せをする。

地球外生命体を”本気”で探す研究についての本『第二の地球を探せ! 「太陽系外惑星天文学」入門』【本感想】

1995年、太陽系外惑星の発見という歴史的な出来事が起きた。 地球に似た惑星は、銀河系、あるいは宇宙全体でどれくらいあるのか、地球以外にも生命は存在するのか。 太陽系外惑星研究の第一人者が伝える、天文学・惑星科学の最先端がこの本には書かれている。

邪馬台国・卑弥呼の時代に来た”未来の戦士”『時砂の王』【小説感想】

私は二千三百年後の世界から来た。だが、ここの未来からではない。多くの滅びた時間枝を渡ってきた。 未来の地球では、宇宙の別の星からのETと呼ばれるものたちに侵略を受けていた。 激しい戦闘が繰り広げられ、人類は苦戦をしいられる。

人気漫画家による子育て奮闘日記『ママはテンパリスト』【漫画感想】

人気漫画家・東村アキコによる笑える育児エッセイ。 漫画連載を多数かかえる人気漫画家の作者は、初育児に毎日テンパりまくり。 息子ごっちゃんの、予想を裏切る驚愕リアクションの数々に疲れさせられたり、癒されたり...。

俺の生活”そこそこ”でよかったはずなのに...『僕たちがやりました』【漫画感想】

そこそこでいい 俺には必死に追いかけるような夢も自意識もないけど... 将来をドブに捨てて生きるほどバカにはなれない そこそこ楽しく生きれればいいんだ

病気、ストレスが駆逐された”優しい”医療福祉社会の崩壊『ハーモニー』【小説感想】

むかしは風邪だとか頭痛だとか何千っていう小さな病気が人体に溢れていた。 誰でも病気にかかった。たった半世紀前の話。 だが、大災禍(ザ・メイルストロム)で世界中に核弾頭が落ちて、放射線で人々が癌になり始める。

君は僕の妹で殺人鬼だ。『零崎双識の人間試験』【漫画感想】

自分と向き合うことから逃げてきた女子高生・無桐伊織。 ”ゼロザキイチゾクの者だな?” 普通に朝起きて学校に向かっている彼女は突然見知らぬ男にそう問いかけられた。 その聞きなれない名前に戸惑う伊織を一人の男が助けてくれる。

手錠で拘束された少女による謎解きミステリー『監禁探偵』【漫画感想】

『監禁探偵』の主人公の山根亮太(25)はコンビニのアルバイトである。 ちゃんとした大学をでて一時は就職もしていたが現在はフリーターまで落ちてしまった。 ...というのが山根の「表」の顔だが誰にも見せない「裏」の顔がある。

落語家女子による”ブラック”な雑談『じょしらく』【漫画感想】

ガールズ落語漫画(in楽屋) 『さよなら絶望先生』の久米田康治が原作の落語家女子5人による雑談漫画がこの『じょしらく』である。 ギャグ寄りの作風である。 扱うネタは普通のギャグからブラックジョーク、時事ネタ、自虐ネタまでと幅広い。

”友”が自分を殺そうとしている『告白(コンフェッション)』【一巻完結】【漫画感想】

聞いてしまったあいつが...悪いのだ...!! 同じ大学山岳部のOBの浅井と石倉は、尾張山3200メートル地点で遭難をした。 5m先しか見ることができないブリザードにより道を見失ってしまう。

常識を超えた謎に天才科学者が挑む『探偵ガリレオ』【小説感想】

突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年。 警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき必ず訪ねる友人がいる。

君が好きになったのは、本当に私?『ストロボライト』【一巻完結】【漫画感想】

君が好きになったのは、本当に私? 大学生で小説家志望の浜崎正は花見の会場で、同じ大学の「町田ミカ」と出会った。 どこかで彼女を見たことがあると既視感を感じる。 彼女はかつて浜崎が好きな映画のヒロイン「桐島すみれ」を演じていたのだ。

個人で13万冊の本を集めた男の半生『本の運命』【本感想】

小説家、劇作家、放送作家として長く第一線で活躍をしてきた井上ひさしさん。 職業柄、もちろん本を読むことは多いがその蔵書の数は凄まじく、生涯集めた本の数は十三万冊にも及んだ。 これらの本を全て寄贈し、図書館まで作ってしまったほどだった。

ゲーム制作会社で奮闘するゲームクリエイターたち。『東京トイボックス』【漫画感想】

「ゲームを作る人」になりたいーー 小学校の卒業文集にそう書いたらお前は一生遊んで暮らす気か親父に殴られた 東京・秋葉原の弱小ゲーム制作会社スタジオG3。

水泳、書道、新興宗教、父探し、夏のボーイミーツガール『子供はわかってあげない』【漫画感想】

水泳×書道×アニオタ×新興宗教×超能力×父探し×夏休み=青春(?)。 あの時キミと出会わなかったら、こんなに素敵な夏にはならなかった。 サクタさんともじくんのひと夏の青春お気楽サイキック宗教法人ハードボイルドボーイミーツガール。

読めばきっと騙される”ふたりきり”を描いた作品『式の前日』【一巻完結】【漫画感想】

双子の兄弟、ワケありの親子、結婚をひかえた男と女…。 “ふたりきり”という情景を温かく、鮮やかに切り取った珠玉の短編よみきり集。 表題作の「式の前日」には誰もが騙されるはず。

”それ”が始まるとクラスで毎月一人以上の死者がでる『Another』【漫画感想】

”それ”が始まってしまうとそのクラスで毎月一人以上の死者がでる。 夜見山北中学校三年三組は呪われたクラスだと言われる。 このクラスでは”それ”が始まる可能性がある。 一度始まってしまうと抗う術がなく、クラスに所属する者とその二親等以内の親族に家族…

月で発見された5万年前の屍体。彼は何者か『星を継ぐもの』【小説感想】

月面で、真紅の宇宙服を着込んだ死体が発見された。 すぐさま地球の研究室で綿密な調査が行なわれた結果、驚くべき事実が明らかになる。 死体はどの月面基地の所属でもなく、世界のいかなる人間でもない。 ほとんど現代人と同じ生物であるにもかかわらず、5…

二次元を操る「平面管理委員会」が暗躍する『大平面の小さな罪』【一巻完結】【漫画感想】

一ヶ月前、JR新宿駅の駅貼りポスターが一区画全て白紙に取り替えられるという事件が起きた。 人気タレントのポスターだったので一枚や二枚の盗難は当たり前だったのだが... それにしても取り替えられた白紙が、全てもとのポスターと同じ紙だったという、イタ…

ロンドン市街を舞台にした13歳のメイドの物語『シャーリー』【漫画感想】

カフェを経営する女主人ベネット・クランリーがメイドとして雇ったのは、まだ13歳の少女シャーリー・メディスンであった。 舞台は20世紀初頭のロンドン市街。 まだ、電気や車がようやく使われ始めたばかりの時代だ。 28歳で独身、そろそろ結婚しなさいと周り…

ニートな兄妹に注目したぐーたら日常マンガ『働かないふたり』【漫画感想】

兄妹ふたりがニートの漫画。 マイペースで対人恐怖症の妹・春子と、インテリなうえに友達もいる“エニート”な兄・守。 社会のすみっこに生息する、絶滅危惧種的な仲良しアホ兄妹によるぐーたら日常漫画。

異世界にある居酒屋。グルメファンタジー系マンガ『異世界居酒屋「のぶ」』【漫画感想】

古都アイテーリアの裏路地に繋がった、居酒屋「のぶ」。 異世界の住民達は、馴染みのない異国風の料理と冷えた「トリアエズナマ」のあまりの美味さに次々と虜になっていく。 でてくる料理はいたって普通の日本食でお店もどこにでもありそうな居酒屋。

天才棋士・桐山零を中心にした闘いの日々『3月のライオン』【漫画感想】

中学生で将棋のプロになった桐山零は将棋界期待の若手ホープである。 「彼は将来「名人」になる」 将棋を知る誰もが零に期待をよせていた。 しかし、その少年は幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。

老眼鏡の紳士専門のレストラン『リストランテ・パラディーゾ』【一巻完結】【漫画感想】

このレストラン、老眼鏡紳士がおもてなし! 新鋭オノ・ナツメが贈る作品。 オトナの"小さな恋のメロディ"が聴こえてくる。

日蝕のときに現れる太陽を遮る蟲『蟲師 特別篇 日蝕む翳』【一巻完結】【漫画感想】

動物でも植物でもない、生命の原生体”蟲”。 時にそれはヒトに妖しき影響を及ぼし、人智を超えた現象をも呼ぶ。 彼らに善意も悪意はない。 ただそうなるようにそこに存在しているだけだ。

バカな子供時代を赤裸々に書いたエッセイ『バカ男子』【本感想】

あのころ誰もがバカだった。 バカな男子たちの思い出したくない、でも笑える思い出満載! 作者・清野とおるの小学校・中学校・高校の実際にあった経験を元に全てのエピソードが書かれる。

自殺志願者を説得できなければ、このゲームは終わらない『説得ゲーム』【一巻完結】【漫画感想】

自殺志願者を説得できなければ、このゲームは終わらない。 ゲーム会社に働いている男の元に一つのゲームが届いた。 ”説得ゲーム” 目の前に現れたビルから飛び降りようとする女性を説得して自殺を阻止することがゲームクリアの条件となっている。

限界集落をオタクとアイドルの力で再建『限界集落(ギリギリ)温泉』【漫画感想】

伊豆の山奥のさびれた温泉宿にたどりついたホームレスは、元ゲームクリエイターだった。 仕事・生活、全てが嫌になって逃げ出した男はそこで一人の少年と旅館に出会う。 限界集落。

ドラゴンボールの前日談。銀河の平和を守る組織『銀河パトロール ジャコ』【一巻完結】【漫画感想】

銀河の平和を守るパトロール隊員が地球の小島に不時着した! 彼の名はジャコ、超エリートらしい…。 工学博士の大盛というお爺さんと知り合って、宇宙船の修理をしてもらうのだが大騒動を次々と巻き起こし!?

戦いと死を繰り返す日々。タイムリープ系SFコミック『All You Need Is Kill』【漫画感想】

敵弾が身体を貫いた瞬間、キリヤ・ケイジは出撃前日に戻っていた。 トーキョーのはるか南方、コトイウシと呼ばれる島の激戦区。 寄せ集め部隊は敗北必至の激戦を繰り返す。 出撃。戦死。出撃。戦死――死すら日常になる毎日。