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女子高生の涙は、6年後の”夏”へとつながっていく『最強!都立あおい坂高校野球部』【漫画感想】

 

都立高校教師・菅原鈴緒は、専用グラウンドもない都立野球部で甲子園を目指す女性監督である。

だがその熱血指導が災いして、春休み中の練習試合当日、全10人の部員中6人が退部届を残して逃げ出してしまった。

力を落とした鈴緒が諦めかけたそのとき、5人の選手が彼女のもとへ走ってくる。

彼らは、6年前の夏、甲子園予選敗退に涙する高校3年生の鈴緒に「甲子園へ連れてってやるよ」と誓った少年たちだった。

1人の監督とその選手たちが、奇跡を起こす”夏の物語”がみられる野球漫画となっている。

全26巻で完結済み。

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(出典:『最強!都立あおい坂高校野球部』)

 

「最強!都立あおい坂高校野球部」のここが面白い

女性監督・菅原鈴緒

女子高生の菅原鈴緒は、甲子園を目指していた野球選手であった。

しかし、女であるが故に試合には出られずに、そのままチームは敗退。夢破れてしまった。

彼女は、高校の部活に所属する傍で、少年野球の面倒を見ていた。

試合を見ていた少年たちは、鈴緒の涙を見て一つの誓いをする。

それは、鈴緒を「甲子園へ連れてってやる」ことであった。

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(出典:『最強!都立あおい坂高校野球部』)

 

都立あおい坂高校野球部

鈴緒が涙を流した夏から6年後の春、彼女は都立あおい坂高校野球部の女監督になっていた。

専用グラウンドもない弱小の都立野球部であった、彼女は熱意を持って指導をしていた。

しかし、そのことが災いして、部員たちが逃げ出してしまう。

ピンチになった彼女の元に5人の少年たちが駆けつける。

彼らは、鈴緒を甲子園へと連れていくとの約束をした少年たちであった。

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(出典:『最強!都立あおい坂高校野球部』)

 

ひと夏の奇跡の物語

彼らは、全員が一騎当千の野球選手となっていた。

それぞれが強豪校にスカウトされるほどの逸材であり、本来は弱小高校に入るような選手ではない。

しかし、鈴緒のことだけを思って集結してきていた。

左投げ左打ち、アンダースローのピッチャー・北大路輝太郎、チームの頭脳役のキャッチャー・松方雅治、チームの4番でパワーバッター・小林虎鉄、なんでも器用にこなすテクニシャン・梅宮右京、超俊足の持ち主・柴田伸之助。

個性的な彼らは、チームの一員として、”都立あおい坂高校野球部”で奇跡を起こしていくことになる。

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(出典:『最強!都立あおい坂高校野球部』)

 

終わりに

というわけで、都立野球高校のひと夏の物語である『最強!都立あおい坂高校野球部』を紹介した。

弱小高校が夏のダークフォースとなっていく。

鈴緒と少年たちの物語が情熱的で感動的な物語を見ることができる。

全26巻で完結済み。

『最強!都立あおい坂高校野球部』は、高校球児たちの甲子園への物語に興味がある人には、おすすめの野球漫画となっている。

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(出典:『最強!都立あおい坂高校野球部』)

 

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