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選手応募要項は「脚のきれいな選手求む!」『フットボールネーション』【漫画感想】

 

サッカー雑誌の女性カメラマン・緒形は、ある時、アマチーム「東京クルセイド」の取材を命じられる。

そのチームの選手応募要項は「脚のきれいな選手求む!」

ふざけたチームだと、しぶしぶ河川敷に出かけた緒形だったが、そのチームで、とある才能に出会う。

それは、河川敷を根城に、お金をもらって草サッカーチームの助っ人をしている“ジョーカー”こと沖千尋だった。

「東京クルセイド」の助っ人だった彼の才能に惚れ込んだ、監督は千尋をチームに引き入れようとする。

チームの目標は、プロとアマが混じって試合をする天皇杯で優勝して、日本サッカーを目覚めさせること。

アマチームが日本サッカーを震撼させていくサッカー漫画となっている。

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(出典:『フットボールネーション』)

 

「フットボールネーション」のここが面白い

脚のきれいな選手求む!

サッカー雑誌の女性カメラマン・緒形は、取材する予定のアマチームの選手募集要項をみて、驚愕することにある。

「脚のきれいな選手求む」

それが、「東京クルセイド」のセレクションの条件であった。

あまり期待せずに、取材に行った緒形であったのだが、そこで様々な出会いがあった。

一見、ふざけた募集要項だったのだが、そこにはとある非常に合理的な理由があった。

そして、緒形はここからこのチームを追いかけ続けることになっていく。

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(出典:『フットボールネーション』)

 

”ジョーカー”沖千尋

アマチーム「東京クルセイド」の監督は元プロサッカー選手で、独自の理論に基づいて戦術をたて、選手を集めていた。

そのことによって、チームはアマチュアながら快進撃を繰り広げていっている。

そんな、監督が新たに目をつけた選手が、“ジョーカー”という名前で草サッカーチームの助っ人をしている沖千尋であった。

千尋は、プロにいないことがおかしいと思えるほどに、”サッカーが上手い”選手である。

彼は、何故草サッカーの助っ人をしているのだろうか?

そこには、千尋が過去に起こしたとある事件が関わっていた。

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(出典:『フットボールネーション』)

 

目標は天皇杯優勝

監督は、「東京クルセイド」を一つの目標に向かって育て上げている。

それは、天皇杯で優勝することであった。

天皇杯は、アマチュアチームからJリーグのプロチームまでが参加することができる大会である。

試合に勝ち続ければ、アマチームであってもプロを退けて優勝ができる。

もし、そんなことが起きれば、日本中が仰天をすることになる。

この壮大な目標に向かって、チームを始動をすることになっていく。

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(出典:『フットボールネーション』)

 

終わりに

というわけで、サッカー漫画の『フットボールネーション』を紹介した。

「脚のきれいな選手求む!」という奇妙な選手募集要項から物語が動き始める。

才能溢れる様々な選手たちが、日本一を目指して戦っていくことになる。

彼らの挑戦はどのような結果になるのか?

『フットボールネーション』は、アマチームが日本サッカーを震撼させていくサッカー漫画に興味がある人には、おすすめの作品となっている。

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(出典:『フットボールネーション』)

 

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