「グルメ漫画」と言えば、美味しそうな料理の数々がでてきて、それらを登場人物が食べていく”グルメ”中心の漫画です。
牛丼、カツ丼、焼き魚、天ぷらなどの「和食」、オムライス、シチューなどの「洋食」、さらには中華、イタリアンなど世界中のありとあらゆる料理の数々が漫画の中ででてきます。
それらの料理を、自分たちで作ったり、狩猟をしたり、取り寄せたりとしながら美味しく食べていきます。
グルメ漫画の中でも、異世界を舞台にして、異世界の食事をしていく異世界グルメ漫画もあります。
ここでは、そんな食漫画・料理漫画・グルメ漫画の中で、おすすめの面白い作品をまとめてみました。
少年コミック、少女コミック、青年コミックの中から、連載中・完結済みを問わずに名作・傑作・人気作を選んであります。
ぜひ、この記事を参考にして、面白そうな漫画を探してみてください。
おすすめの面白い「食漫画・料理漫画・グルメ漫画」を紹介!
「料理・調理・クッキング」がメインのグルメ漫画
食戟のソーマ
ふたりソロキャンプ
ギャルごはん
冴えない家庭科教師・矢部真司は、ひょんなことから学校一のギャル・岡崎みくと一緒に、料理研究部をつくることになった。
2人は、2人っきりでご飯を作って美味しく食べていく。
大雑把な性格ながらも”女の子らしい”ギャルのみくの姿が可愛い漫画である。
最初は料理が下手なみくの腕前も少しずつ上がっていく。
「ガン黒ギャル」が料理をしていくグルメ漫画となっている。
信長のシェフ
現代の料理人・ケン。
彼が目を覚ますとそこは戦国時代だった。
彼は、京で料理の腕を振るい始めたのだが、その評判を聞きつけた信長だった。
ケンは強引に、信長の専任の料理人になることになってしまった。
戦と料理が織りなす前代未聞の戦国グルメ漫画。
”醤油”すらない時代での、ケンの料理の腕が試される。
様々な種類の「戦国めし」が登場してくる。
華麗なる食卓
世界中で修業を積んだカレー職人・高円寺マキトは、昔、世話になった恩人のカレー屋さんを訪ねるが、その店は潰れる寸前となってしまっていた。
そこで出会った恩人の娘・結維とともに店の再建に立ち上がる事を決意する。
カレーに特化したグルメ漫画で、チキンカレー、ビーフカレーと言った王道のカレーから、ネギカレーなどの珍しいカレーまで、世界中のあらゆる種類の美味しそうなカレーが登場してくる漫画。
最高に美味しいカレーを求めて、マキトと結維は様々な困難に立ち向かっていくことになる。
全49巻で完結済み。
紺田照の合法レシピ
暴力団「霜降肉組」に、期待の新人組員・紺田照がいた。
紺田には、恐ろしい顔には似合わない趣味があり、それは「料理」である。
紺田の頭は、いつでも料理のことでいっぱいである。
彼は任侠の仕事を終えた後に、一人料理に没頭をする。
”凶悪”な紺田の美味しそうな料理の数々が見られるグルメ漫画となっている。
本日のバーガー
食品商社マンとして世界中の食に触れてきた男・神宮寺慧。
彼が脱サラして始めたのはハンバーガー店だった。
世界のバーガーを知り尽くした神宮寺が、悩みを持って店を訪れる人々に、最高のハンバーガーを提供していくことになる。
ハンバーガーしか出てこない、ハンバーガー専門のグルメ漫画である。
焼きたて!! ジャぱん
もともとゴハン党だった和馬は、6歳の時にパンの虜になってしまった。
そこから和馬は、ゴハンにも勝り、日本人に愛されるパンである”ジャぱん”を作ることが夢になる。
様々なパン職人と出会いながら、最高のパンを作ることを目指して奮闘していく物語である。
パンだらけで、美味しそうなパンがたくさん出てくる「パン漫画」となっている。
全26巻で完結済み。
新米姉妹のふたりごはん
両親の再婚により突然姉妹となったサチとあやり。
目つきの鋭いあやりに対しサチは物怖じし同居生活に大きな不安を感じてしまう。
そんな時、海外出張中の父親から届いた荷物は、なんと生ハムの原木で…。
義理の姉妹の二人が、二人っきりで生活を始めるところからストーリーが始まる。
お腹を満たすためにいろいろな料理に挑戦していく。
妹が料理上手で姉は基本食べるの専門。
仲睦まじく表情が豊かな作品になっている。
将太の寿司
関口将太は一流の寿司職人を目指し、東京の名店・鳳寿司で働く18歳である。
まだ、修行の身の将太は寿司を握れてはいない。
それでも、毎日寿司に関するあらゆる知識を吸収して、腕を磨いていた。
将太は”寿司”と共に様々な戦いに挑んでいくことになる。
将太の寿司職人としての長い道のりを描いた「寿司漫画」である。
バンビ~ノ!
伴省吾は、将来シェフになって自分の店を持つことを夢見る大学生である。
福岡市内のイタリアンレストラン「サンマルツァーノ」でアルバイトしつつ、修行をしている。
そんな伴が、ある日、店のオーナーから、彼の弟分がオーナーシェフを務める東京・六本木の店へのヘルプを勧められた。
この店で働いたことが伴の人生を変えた。
彼は、自分が井の中の蛙であることを実感することになる。
一人の料理人がイタリアンを極めようと奮闘していく戦いが描かれた作品である。
全15巻で完結済み。
バンビ~ノ!セコンド
イタリアンレストラン「バッカナーレ」で”バンビ”から始まり、様々な困難を乗り越えてきた伴省吾は少しずつ大きな仕事を任されるようになっていた。
現在は、バッカナーレ2号店「レガーレ」オープンのために仕事をしていた。
新たな仕事をすれば、新たなトラブルがおきてくる。
先輩になった伴は、全く言うことを聞かない後輩の相手をしなければいけなくなってしまう。
厳しいイタリアンシェフの道を進む一人の青年の姿が描かれた作品となっている。
全13巻で完結済み。
蒼太の包丁
北丘蒼太・20歳、銀座の名店「富み久」で、板前を目指して修行をしている。
厳しいが情の厚い親方の素で、日々、様々な料理の知識を学んでいる。
蒼太は一人前の料理人になれるのだろうか?
一皿に命を懸ける蒼太の料理人としての姿が描かれた「心」がこもったグルメ漫画である。
「食事」がメインのグルメ漫画
いつかティファニーで朝食を
28歳の東京で暮らす佐藤麻里子は、編集者の創太郎と7年同棲している。
だが、生活スタイルの違いからすれ違いがおき、別れてしまう。
そして、豊かな朝ごはんを楽しむ家庭で育った彼女は、自らの朝食を見直し、新たな生活をスタートしようと決意した。
グッドモーニングカフェ、築地の和食かとう、七里ヶ浜のbills、ル・パン・コティディアンなど、実際の美味しい朝食のお店を巡りながら仲間たちと共に「朝食女子」ライフを楽しんでいく。
”朝食”に焦点をあてたグルメ漫画である。
くーねるまるた
マルタさんはポルトガルから来た貧乏だけど食いしんぼーな女の子。
築70年のおんぼろアパートで、慎ましいながらもエンゲル係数高めな一人暮らしを満喫中。
紅茶チャーシュー、鶏油炒飯、パン耳タルト、蟹風味のディップ...等々お金はなくても丁寧に。
春夏秋冬に合わせていろいろな料理にチャレンジしていく。
基本お金がそんなにないので「アイディア料理」といったメニューが多い。
ポルトガル料理も日本食もでてくる。
何をしても、食べても幸せそうなマルタさんによる、ほのぼの系漫画。
くーねるまるた ぬーぼ
ポルトガルから来た貧乏だけど食いしんぼーな女の子、マルタさんは新生活を開始した。
彼女はいつでも、美味しい食べ物を求めている。
自分で料理を作ったり、実際にある美味しいお菓子屋に行ったりとしながら、美味しい日々を過ごしていることになる。
土鍋ご飯にタンポポスープ、ビッグハンバーグ、燻製おつまみそして、いちごパスタなどがでてくる。
ますますレベルアップした、マルタさんの美味しい日々が見られるグルメ漫画となっている。
甘々と稲妻
妻を亡くし、ひとりで娘の子育てに奮戦する数学教師・犬塚。
料理が苦手で小食で味オンチな彼は、ひょんなことから教え子・飯田小鳥と、一緒にごはんを作って娘と3人で食べることに。
愛娘&女子高生と囲む、両手に花の食卓ドラマ。
この漫画の最大の特徴はグルメ漫画なのにメインキャラの3人が全員料理初心者なところ。
完成する料理は、美味しそうであれば、そうでないことも(笑)。
しかし、お父さんは愛する娘のために日々、料理へと健闘していく。
グルメとホームドラマが混じり合った心が温かくなる作品。
八雲さんは餌づけがしたい。
八雲柊子には変わった趣味がある。
それは、隣の部屋に住む高校球児・大和翔平に「餌付け」をすることである。
共に一人暮らしをする二人は、今日も一緒に八雲が作った夕食を食べる。
大和の「おかわり」の言葉が八雲にとっての何よりの喜びである。
異色の二人の密かな交流が描かれるグルメ漫画となっている。
孤独のグルメ
個人で輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が一人で食事をするシチュエーションを淡々と描くハードボイルド・グルメマンガ。
でてくるお店はよくある街角の定食屋やラーメン屋、居酒屋など。
何かトラブルが起きるわけでもなく、男一人でもくもくと食事を続ける。
読んでいると主人公が何だかかっこよくも思えてくる作品。
忘却のサチコ
佐々木幸子、29歳。職業、文芸誌編集者。
仕事は順調、結婚も決まり、これまで完璧な人生を歩んできた。
だが、何と結婚式当日、式の途中に未来の旦那が式場から逃走。結婚の話は破談となってしまった。
振られたことがショックだし、元彼のことを忘れることができずに辛い日々を送る。
そのとき、ある日食べた料理をきっかけに、美味しいものを食べている間は彼のことを忘れられることに気がついた!
幸子の「忘却」へのグルメな日々が始まった。
花のズボラ飯
単身赴任の夫を持つ主婦、駒沢花、30歳。
花は美味しいものが大好きだが、超の付く面倒くさがり屋。
なので、美味くてかつ楽な「ズボラ飯」を作って食べていく。
花のリアクションがいちいち面白い漫画。花の表情が素晴らしい。『孤独のグルメ』の久住昌之が原作をしている。
サチのお寺ごはん
名前のとおり、いちいち不運な臼井幸。 ある日、いつものコンビニごはんを買っていたら、坊主3人組につかまってお寺でご飯を食べることとなった。
「精進料理」をテーマとした一風変わったグルメ漫画。
肉も魚もNG。
しかし、この漫画料理が本当に美味しそうで読んだ後の食べてみたさはピカイチ。
普通のOLのサチが、お寺で精進料理をどんどんと覚えていく。
すぐに漫画飯を実践できる丁寧な内容になっている。
これを読んだらもう唐揚げなんて食べられない!?
桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?
カエル、ヘビ、サソリ……は、食料である!!
食えれば食う、食わねば食えぬ、ナニモノも!?
男女問わず学校で人気を集める桐谷さん。
一見普通の見目麗しい女子高生に見えて、人と比べて変わっているところが……。
それは、食に対する好奇心が強すぎることであった。
彼女は、学校のウサギや道端の鳥にまで好奇の目を向ける。
桐谷さんの食欲がすごい”ゲテモノ系”グルメ漫画となっている。
ラーメン大好き小泉さん
クールで無口、他人と馴れ合わないミステリアスな転校生・小泉さん。
彼女は、日ごと美味しいラーメンを求めるラーメンのプロだった。
主人公の小泉さんがラーメンを食べて食べて食べまくる。というか基本的にラーメンしか食べない。
「納豆キムチレアチーズラーメン」「レモンラーメン」「パイナップルエビ塩ラーメン」など変わり種も出てきてしまう。
とにかく、ラーメンな気分になりたい時にはオススメできるマンガである。
山と食欲と私
27歳、会社員の日々野鮎美は、一人で山に登るのが大好きな自称単独登山女子である。
美味しい食材をリュックにつめて今日も一人山へと向かっていく。
彼女が、作る”山料理”には、ちょっとした工夫が凝らされている。
欲張りウィンナー麺、雲上の楽園コーヒー、魅惑のブルスケッタ、炊きたてご飯のオイルサーディン丼等々の美味しそうな料理が登場をしてくる。
読むとお腹がすいて、山へと登りたくなってくるアウトドア漫画となっている。
オリオリスープ
本の装丁家・原田織ヱ(26)は、スープが大好き。
会社の給湯室にふらっと言ったと思ったら、スープを作っている。
「スープ」と言っても種類は様々。
各話ごとに多種多様なスープが登場してくる。
ただスープが登場するだけのグルメ漫画ではなく、出てくる織ヱを中心とした人間模様も魅力的な作品となっている。
全4巻で完結済み。
おとりよせ王子 飯田好実
毎日残業続きの平凡なSE、飯田好実の誰も知らない密かな楽しみ、それは全国の美味しいグルメを取り寄せること。
普段は仕事と残業に追われるが、宅急便の夜間の配達を受け取れるノー残業デーにお取り寄せをする。
ささやかだけれど温かいお取り寄せ男子のおうちでの一人ご飯の数々。
飯田好実の美味しいものを食べて悶える姿が楽しめる。
本当に取り寄せることが可能な商品の数々が紹介される。
ごほうびごはん
地方から上京した新人OLの池田咲子は慣れない仕事でお疲れ気味。
彼女の楽しみは、週に一度、自分を思いきりねぎらう「ご褒美ごはん」!
時にゴージャス(おもに給料日後)、時にショボい(おもに給料日前)彼女の食卓を覗き見れる。
いい表情をして、ご飯を楽しんでいる。周りの人々とも楽しくご飯を食べている。
だがしかし
のどかな田舎町にある駄菓子屋の息子・ココノツはある日、都会から来た美少女に出会う。
「うまい棒で最高の組み合わせを作って、私を満足させてごらんなさい!!」
「見せてあげるわ・・・ポテトフライの一番贅沢な食べ方・・・!!」
うまい棒、ブタメン、ラムネなどなど。駄菓子マニアの美少女・ほたるが繰り出す数々の駄菓子たちに、困惑するココノツ。
「駄菓子」を主題に扱ったマンガ。
誰もが食べたことのある昔懐かしさ駄菓子を食べて食べて食べまくる。駄菓子のウンチクも盛りだくさん。
主人公のココナツとヒロインのほたるなど、登場人物たちがいいキャラをしている。
コメディー要素も強め。
全11巻で完結済み。
俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件
「お酒・アルコール」がメインのグルメ漫画
まどろみバーメイド
『屋台で最高のカクテルを』
女性バーテンダー・雪は、そんなコンセプトで屋台バーを営んでいる。
彼女の元には悩める人々が集まってきて、風変わりな彼女の作るカクテルは誰かの心に忘れられない味を残していく。
珍しくて美味しそうなカクテルの数々が見られるカクテル漫画である。
お酒は夫婦になってから
仕事ができて無口な美人主任・水沢千里には、夫のソラしか知らない秘密がある。
それは、お酒が大好きで、酔うととっても可愛くなってしまうことであった。
仕事場でのキャラクターの違いに、夫以外の人の前では絶対にお酒は飲めない。
だけど、お酒が大好きでソラの前でならついつい飲んでしまう...。
今晩もソラの作るカクテルで至福なほろ酔い気分になっていく。
可愛くて、幸せあふれる夫婦によるお酒漫画となっている。
ようかい居酒屋 のんべれケ。
花の女子大生・本金ひのは、深夜営業の居酒屋でアルバイトを始める。
だがお客さんは全員、美少女の妖怪だった。
妖怪たちに異常に好かれる体質のひのは、時に脱がされ、唾液まみれにされとセクハラ三昧にあってしまう。
美少女たちのくんずほぐれつな姿が見られる居酒屋コメディ漫画である。
居酒屋ぼったくり
居酒屋「ぼったくり」。
東京の下町にひっそりと建っているその店は、旨い酒と美味しい料理が提供される。
物騒な名前とは違い、そこは義理人情あふれるお店であった。
今日も、悩みを抱えた人が、お店の光に引き寄せられる。
旨いものと人々のふれあいが描かれた温かみのあるグルメ漫画である。
たくのみ
OL、アパレル店員、ウエディングプランナー、女子大生。
バラバラな女性4人の住むシェアハウスでの日常ドラマで、登場するのは「お酒」である。
缶ビールから缶チューハイ、日本酒、ワイン、リキュールetc. お酒を楽しく呑みつつ、まったり読めるほのぼの宅呑みコメディ漫画となっている。
タイトルに『たくのみ』とあるようにお酒がメインである。
しかし、お酒には”おつまみ”が付きもので、そのおつまみも美味しそうなものが数多く登場をする。
お酒とそのあてが欲しくなってくる大人向けなグルメマンガである。
全7巻で完結済み。
のみじょし
高瀬道子(たかせみちこ)29歳独身。
美味しいお酒の前でははしゃいでしまう、ちょっぴり残念なアラサー女子。
基本はビールや日本酒、時にはワインや渋めにウイスキー。
同じ年のゆきやソノさんとついつい飲みすぎてしまう。
タイトルにあるように主にお酒と女子会を扱ったマンガになっている。
構成は4コマベースで飲んではしゃぐ姿を笑える日常系マンガ
白熱日本酒教室
ワカコ酒
村崎ワカコ26歳。
酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに今宵も居場所を求めてさすらう女ひとり酒。
酒の塩焼き、炙り〆さば、あん肝ポン酢、サザエのつぼ焼き、いかと里芋の煮物などなど美味しそうなご飯が数多く登場する。
まったり系のグルメ漫画。
ワカコの表情がいい味をだしている。
神の雫
卓越したワイン表現と天才的なテイスティング能力を持つ神咲雫。
彼は世界的に有名はワイン評論家、神咲豊多加の息子であった。
そんな父がある日死んでしまう。
神咲雫は父親の莫大な財産とワインを相続するはずだったが、その条件として「神の雫」と呼ばれた幻のワインを見つけ出すことを求められた。
父親の遺言を元に数多あるワインの中からその頂点に立つ一本を探す旅が始まる。
高級ワインから普通の値段のワインまで幅広いワインの知識を知ることができる漫画。
この作品を読んでいるといろいろなワインを試してみたくなってくる。
アイドルマスター シンデレラガールズ After20
「異世界」が舞台のグルメ漫画
空挺ドラゴンズ
龍を追って、世界の空を往く捕龍船「クィン・ザザ号」がいた。
大物を捕まえれば一獲千金、獲りたての肉も食べ放題で夢に溢れている。
しかし、失敗したらもちろん乗組員たちが全員死ぬことになってしまう。
空と龍に魅せられた乗組員たちの龍を追い求め続ける大冒険の旅が描かれている。
空を往き、龍を食すファンタジーな世界観でのグルメ紀行漫画となっている。
トリコ
世はグルメ時代である。
人々は美味しい食材を求めて、今日も広大な世界で大冒険を繰り広げている。
トリコはそんな人間の1人であり、凄腕の”美食屋”である。
相棒でコックの小松と共に、”最高の食材”を求めて命がけの旅をしていくことになる。
”美食屋”たちが、様々な「凶悪な食材」たちと戦っていくグルメバトル漫画となっている。
全43巻で完結済み。
幼女戦記食堂
超合理主義エリートサラリーマンが転生した先の軍人の幼女が主人公の『幼女戦記』のスピンオフ漫画である。
幼女は軍人としての厳しい毎日を過ごしているのだが、そんな彼女もお腹が空く。
美味しい食べ物を求めて、今日もご飯を食べにいく。
『幼女戦記』に登場をするキャラクターたちの”意外”な食べ物の趣味も明らかになっていく。
軍人幼女が美味しい食べ物に舌鼓を打つグルメ漫画となっている。
異世界食堂
オフィス街に程近い商店街にある食堂「洋食のねこや」。
猫の絵が描かれた扉が目印なことと、洋食以外のメニューが豊富なことを除けばごく普通の食堂…だが、一つだけとある秘密があった。
それは、毎週土曜日の店休日、”異世界”へと繋がることであった。
“こちらの世界”の人間なら食べ慣れた料理でさえも、異世界の住人たちにとっては見たことのない絶品料理である。
読めば必ずお腹がすく、美味しい異世界ファンタジー漫画である。
異世界召喚グルメ マジカルテーブルクロス
異世界で冒険者のパーティーは、摩訶不思議なテーブルクロスを手に入れた。
そのテーブルクロスは、念じると現代日本の食べ物が1日に1回召喚されるというシロモノであった。
彼らは、「スーパーカップ」「焼肉のたれ」「さんまの蒲焼の缶詰」「ねるねるねるね」「フエラムネ」などのお馴染みの食べ物を召喚して食していく。
異世界の住人の現代の食品を見たときの新鮮なリアクションを楽しむことができる異世界グルメ漫画である。
全3巻で完結済み。
幻想グルメ
葛城俊一郎は、ある日、突如として異世界に転移してしまった。
最初はかなり苦労をしたのだが、現世の知識を生かしたおかげで、今では衣食住に不自由せずに、獣人のメイドのシルフィンを雇えるほどの身分になっていた。
彼は食事をすることが大好きで、異世界で未知なる食事を求めて今日も料理を食べ歩いていく。
美味しそうに食事をする俊一郎と、そのお共にシルフィンの姿を見ることができる。
様々な種類の”幻想料理”が登場をしてくる異世界グルメ漫画である。
エノク第二部隊の遠征ごはん
魔力0、狩猟の才能0、ルックス・スタイル共に中の中である残念なエルフのリスリス。
彼女が就職先として選んだのは、「エノク第二部隊の衛生兵」であった。
彼女は、各地に遠征して魔物を狩ったりとしていく部隊のサポート役として仕事をしていく。
遠征先で、様々な魔物などのファンタジーな食材を調理して、部隊の皆を唸らせる絶品料理を作っていく。
ファンタジーな世界観でのサバイバルクッキング漫画である。
とんでもスキルで異世界放浪メシ
国を助けるために勇者として召喚された、日本のサラリーマン・向田剛志だったが、彼は早々に勇者をリタイアして、放浪生活をしていくことを選ぶ。
彼が持っていたのは、異世界にいながら現代日本のスーパーの商品を取り寄せられる特殊スキル「ネットスーパー」である。
このスキルを駆使して、異世界放浪しながら、グルメな日々を満喫していく。
伝説級の魔物・フェンリルなどの仲間も増えていく。
ご飯がとにかく美味しそうな異世界グルメ漫画となっている。
マズ飯エルフと遊牧暮らし
料理好きの高校生サブローは、あるとき唐突に異世界へと飛ばされてしまう。
異世界で餓死にかけたサブローを救ってくれたのは、遊牧民のエルフたちであった。
お腹が空かせたサブローはご飯をご馳走になったのだが、この料理がとにかく「マズイ」のである。
この世界では、料理は我慢して摂取するものであり、お美味しく楽しむものではなかった。
サブローは、マズすぎる料理が許せない。
自前の包丁を握って、異世界の料理に革命を起こしていく異世界グルメ漫画である。
ダンジョン飯
ダンジョンに挑もうとする冒険者・ライオス一行。
しかし、金も食料もなく、このままでは途中で飢え死にしてしまう
そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう!」
ドラゴンはステーキに、スライムは鍋に、マンドラゴラはオムレツにとモンスターを調理しながらダンジョン奥深くへと進んで行くグルメファンタジーコミック。
設定が斬新、ご飯が美味しそう、ゆるーい雰囲気がなんかいいといくつかの要素のバランスがうまい具合に取れているのでこんなに面白いのかなと感じている。
異世界ちゃんこ 横綱目前に召喚されたんだが
大相撲初場所、千秋楽。
二場所連続優勝を果たした大関・高良山は、優勝が決まった瞬間に異世界へと召喚された。
強くて、心優しい力士は目の前のモンスターを倒し、自分を召喚した者たちと共に旅することになった。
彼は異世界に召喚された時に手に入れたスキルを使って、モンスターを調理し、ちゃんこを作っていくことになる。
最強力士が、モンスターを美味しい”ちゃんこ”にしていく異世界グルメ漫画である。
異世界居酒屋「のぶ」
古都アイテーリアの裏路地に繋がった、居酒屋「のぶ」。
異世界の住民達は、馴染みのない異国風の料理と冷えた「トリアエズナマ」のあまりの美味さに次々と虜になっていく。
でてくる料理はいたって普通の日本食でお店もどこにでもありそうな居酒屋。
しかし、違うのはこの居酒屋が異世界にあるというところ。
異世界の住人たちは、見たことのない料理、透き通ったビールに大はしゃぎする。
食べるだけでレベルアップ!~駄女神といっしょに異世界無双~
”女神ポイント”が尽きかけて、死にそうになっている女神がいた。
彼女がとった最終手段は、異世界人を自分の信者として召喚すること。
こうして、小堺桂馬(ケーマ)は異世界へと呼び出された。
召喚された人間はスキルを所持していて、ケーマが持っていたスキルは「食した相手の経験値やスキルを吸収することができるスキル」だった。
ケーマは異世界グルメを食べて食べて食べまくる。
ちょっとバカな駄女神と一緒に冒険する、ゆるめの異世界グルメファンタジー漫画となっている。
異世界のんびり農家
現世で死んでしまった青年・火楽は、神様によって異世界で蘇生された。
彼が第二の人生でやりたいと思ったことは”農業”であった。
便利な「万能農具」を使って、異世界で土地を開拓、作物を作り、美味しくいただいていく。
美少女・吸血鬼、天使などの愉快な仲間も増えていく。
自由気ままな農業生活が描かれた異世界”農業”ファンタジー漫画である。
異世界ですが魔物栽培しています。
家で植物図鑑を読んでいた氷室敬司は、なぜか唐突に異世界へと飛ばされてしまった。
行く当てもない、彼が生き延びるために選んだ方法は、農作物を育てて食べることであった。
だが、それらの農作物は”魔物”であり、この魔物たちが氷室にトラブルを巻き起こしていく。
愉快な仲間たちが数多く登場をしてくる。
見た目がグロテスクでも、魔物たちを美味しく料理していく、異世界グルメ漫画である。
異世界おもてなしご飯
妹と二人で仲良く暮らしてきた平凡OLの茜は、ある日、異世界の「聖女」である妹に巻き込まれて異世界へと召喚されてしまった。
「聖女」である妹とは違い、自分にはやることがない。
ずっと暇だった茜だったのだが、「異世界でもお姉ちゃんのご飯が食べたい!」と駄々をこねる妹のため、料理を作ることになる。
異世界で美味しい家庭料理を作っていく、ほっこり系の異世界グルメファンタジー漫画である。
「自給自足・狩猟」がメインのグルメ漫画
ソウナンですか?
女子高生4人組は、飛行機事故にあって海へと投げ出されてしまった。
彼女らは、海の上をさまよい、なんとか陸地にたどり着いたのだが、そこは無人島である。
彼女らは、生死をかけた命がけのサバイバル生活を送ることになってしまった。
ここで大活躍するのは、父親にサバイバル術を叩き込まれていた鬼島ほまれ。
彼女は4人のリーダー的な存在として、生き延びるためにそのサバイバル術を駆使していく。
セミの食べ方、罠の作り方、簡易アレルギーテスト、ヤドカリの食べ方などがでてくる。
女子高生たちによる、無人島を舞台にしたサバイバル生活を観られる作品となっている。
まんが 新白河原人 ウーパ!
30年間漫画を書き続けてきた、47歳の漫画家・もりむら。
次回作のアイデアを考えていて、思いついた。
電気もガスも水道もない未開の山で、自給自足の安楽生活を送ろう!
手付かずの山林で、野菜や家畜を育てて、山菜をとり、さらには家まで自作をする。
そんな、生活を夢みて動き始めた。
しかし、そこには、都会暮らしとはかけ離れた、想定外の事態が待ち受けていた。
山中で自給自足を目指す漫画家のリアル奮闘記が描かれたコミックエッセイとなっている。
ゴールデンカムイ
かつてゴールドラッシュに沸いた北海道。
そこにはアイヌがひっそりと溜めた莫大な埋蔵金が隠されていた。
その額なんと8億円!
「不死身の杉元」。日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士はこの莫大な埋蔵金を見つけてやろうとアイヌの地に降り立った。
しかし、その前に立ち塞がったのは脱走をした極悪な囚人、北の最強軍隊第七師団、大自然の猛獣たち。
生きるか死ぬかの戦いが繰り広げられる。
アイヌ文化、グルメ、黄金を巡る戦いの要素が混じり合った作品。
基本バトル・アクション漫画だが、グルメ要素もかなり強い。
「エッセイ系」のグルメ漫画
山賊ダイアリー
21世紀のリアルモンスターハンター!
現役猟師、兼マンガ家。岡本健太郎による狩猟&ジビエ喰い実録日誌。
猟師の作者が銃を片手に「かも」「うさぎ」「すっぽん」「いのしし」さらには「カラス」「マムシ」までを取ってきて食べちゃうお話。
いのししの解体の仕方から、カラスのおいしい食べ方まで覚えられちゃう超実践的なマンガ。
担当編集さんに騙してカラスの肉を食べさせるドッキリはひどいと思う(笑)
巻を進めていくにつれて作者は、どんどんと野生化したくましくなっていく。
生物、自然、食物連鎖の圧倒的な「リアル」がこの漫画に込められている。
山賊ダイアリーSS
漫画家でありながら、猟師でもある岡本倫太郎は、今までは鳥、イノシシ、うさぎなどをとっていたのだが、今度は新たに「魚突き」を始めた。
海に潜って、高級魚たちを狙っていく。
しかし、ほぼ未体験の魚突きに苦戦をして、様々な事件の数々を起こしてしまう。
実話の狩猟の話を描いた「山賊ダイアリー」の新たな物語を描いたコミックエッセイとなっている。
”山賊”が”海賊”となって、戦っていく漫画となっている。
美味しそうな魚料理もたくさん登場をしてくる。
ゴハンスキー
マンガ家・清野とおるが、ゴハン愛をつづりにつづったコミックエッセイ。
新宿に行くたびに必ず寄る蕎麦屋の毎回頼むメニューの話し「岩のりそばとゴボウ天」と言った著者の行ったことあるお店について描いたものから、安くて美味いおつまみ、お酒についての話しである「100円ローソンの干しほたるいか」「ダイソーの安ワイン」など清野とおるのゴハン事情がわかってしまう一冊である。
グルメ系の漫画としては珍しく”不味かった店の話”まで描いてある。
これらが話が読んでて思わず笑えてくるように、面白おかしく語られている。
全5巻で完結済み。
新久千映の一人さまよい酒
アニメ化やドラマ化された『ワカコ酒』の作者、新久千映による一人飲みに関するエッセイコミック。
この作品は実際に作者の住んでいる広島を舞台として、本人が通っているお店や飲み方について語ったノンフィクションの漫画である。
お酒が大好きな作者は、いかにしてお店を選び一人飲みしているのか?
全編フルカラーで読める、楽しくて勉強になる豪華な漫画となっている。
全1巻。
「探偵系」のグルメ漫画
美食探偵 明智五郎
喰いタン
終わりに
おすすめの「グルメ漫画」を紹介してみました。
美味しそうな食べ物がでてきたり、料理勝負をしたり、楽しくお酒を飲んだりとしていきます。
それぞれの良さが合わさった作品ばかりとなっています。
この記事に掲載されている作品は、連載中と完結済みの漫画を問わずに、どれも面白い作品ばかりとなっています。
興味を持ってた漫画を見つけることができれば、ぜひとも手にとってみてください。