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【画像付き】『からくりサーカス』名言・名シーン・名セリフおすすめランキング

 

遺産相続絡みで命を狙われる少年、勝。

人を笑わせないと死んでしまう病にかかった男、鳴海。

そして、命を賭けて勝を守る笑わない「からくり師」しろがね。

笑わない”からくり”たちと、三人の「笑顔」を求める戦いを描いた物語が『からくりサーカス』である。

そんな、『からくりサーカス』の中で個人的に良かったと思う名言集を画像付きでまとめてみた。

ここぞと言うときに、カッコいいセリフ、感動的なセリフが登場している。

それでは、どうぞ

 

 

「からくりサーカス」名言・名セリフランキング

15位 ジョージ・ラローシュ

 

「シロガネ-O」のジョージは、激しい戦いの末に敵を倒したが、自分も致命傷を負ってしまった。

死にゆくジョージが考えたのは、「もう一度ピアノを弾いてあげる」と言う子供たちとの約束だった。

子供達、そしてピアノを思いながら死んでいく。

ジョージの最後の言葉がこれである。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

14位 ギイ・クリストフ・レッシュ

 

どんな状況でも感情を一切と動かすコトがないギイ。

そのゆらめきの少なさは、「しろがね」だと言うことを差し引いてもかなり際立っていた。

そんな、ギイに対して、自動人形は「人類の未来」に関心がなく、人間を愛していないと言った。

そんな言葉に対するギイの反応がこれである。

ギイは感情がないわけではない。静かに怒っていただけなのだ。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

13位 才賀勝

 

「れんげ」は、両親との思い出の地である”れんげのお花畑”のことが忘れられずにいた。

しかし、幼い頃に行ったその場所を思い出すことができない。

そのことを勝に話すと、勝は”お花畑”を探そうと言い始める。

自分になんか”お花畑”は似合わないと言う「れんげ」に対して勝が言った言葉がこれである。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

12位 梁剣峰(リャン チャンフォン)

 

ゾナハ病に侵された梁剣峰(リャン チャンフォン)。

「生命の水」を飲みさえすれば、永遠の命を得ることができるのだが、彼はそれを拒否する。

自然の理にかなう「本物」のものを愛して、「本物」の人生を生きる。

偽りの「永遠の人生」を拒否した。

こうして、彼は死んでいくことになる。

その決意や人生の哲学が現れたセリフがこれである。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

11位 エリ・アダム・ドゥ・ランベール・ティローム

 

公女のエリは、小さいころから厳しく育てられたせい人間らしい心を失ってしまっていた。

しかし、鳴海との出会いによって彼女は変わった。

人間らしさを取り戻したエリが戦う、自分と成り代わろうとする人形。

そんな、人形に対して言った”生まれ変わった”エリの言葉がこれである。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

10位 しろがね

 

 

周りには、一切笑わない「しろがね」しかいないためにゾナハ病の発作が治らない鳴海。

そんな自分を追いて先に行かせるために、鳴海はダメもとで冗談を言う。

その冗談によって、しろがねは初めて微笑み、鳴海の発作は治まった。

そのときの鳴海としろがねの言葉がこれである。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

9位 加藤鳴海

 

鳴海は、自動人形の生まれ変わりで、全ての元凶となっていると思っている相手の「しろがね」を憎んでいた。

その気持ちは、何があっても全く揺らいでいない。

そんな、鳴海のこと思っている「しろがね」は憎しみをぶつけられている相手に、自分の思いを告げた。

そのときの「しろがね」のセリフがこれである。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

8位 才賀勝

 

敵の手から逃れることに成功した勝。

このまま逃げてしまうのかと思いきや、しろがねを戦いに巻き込まないために、戦うことを決意する。

ジャック・オー・ランタンを手にとって敵へと向かっていく。

勝は、なぜ逃げずに戦うことを決めたのか。

その決意が現れたセリフがこれである。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

7位 加藤鳴海

 

勝が受け継いだ遺産を狙うおじさんの屋敷から逃れることに成功した、勝と鳴海だったのだが、屋敷の崩壊に巻き込まれてしまうことになる。

鳴海は、勝を守ろうと降り注いでくる瓦礫の壁となる。

泣き叫ぶ勝に対して、勝は「お前は笑っていろ」と告げる。

そのときの鳴海の台詞がこれである。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

6位 加藤鳴海

 

手足を失ってしまった鳴海。

大手術の結果、そこには仲間たちの「操り人形」の手足が収まっていた。

それは、皆が命がけで繋いでくれたものだった。

物質としては、「操り人形の手足」なのだが、鳴海はそれを否定する。

そのシーンでの鳴海のセリフがこれである。

仲間たちの強い「思い」や「心」が詰まった手と足なのである。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

5位 ギイ・クリストフ・レッシュ

 

ギイと鳴海の二人っきり決闘の後に、人類を守るために、二人は別々の場所で戦うことになった。

厳しい戦いが予想されて、生き残れるかどうかも未知である。

再開を願う鳴海は、ギイに「死ぬな」と言う。

そんな、鳴海を見たギイのセリフがこれである。

この後、二人は二度と会うことができずに、これがギイの最後の言葉となってしまった。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

4位 コロンビーヌ

 

壊れてしまって首だけになったコンビーヌ。

ずっと人間と敵対していた彼女だったが、最後には勝たちを助けるために戦ってくれた。

そんな彼女の最後の姿を見て、勝は泣きながら抱きしめる。

それは、コロンビーヌの長年の願いが叶った瞬間でもあった。

そんなコロンビーヌのセリフがこれである。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

3位 加藤鳴海

 

はじめて出会ってから、別れることになってしまった、鳴海としろがね。

やっとの思いで再会したときには、鳴海はしろがねを憎んでしまっている。

そんな二人が、勝の助けもあって、ついに結ばれることになった。

鳴海としろがねが全てのわだかまりを解消して、結ばれるシーンでの鳴海の言葉がこれである。

二人の辛くて長い旅路は、ここで完結する。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

2位 才賀勝

 

自動人形のグリポンは、自分を作った創造主のフェイスレスに見捨てられて分解されてしまう。

だが、グリポンは怒ることもなく、自分を作った人には「どうされたって文句がいえない」と言う。

そんな、グリポンの様子を見た勝は、その考えを全否定する。

そんな勝の言葉がこれである。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

1位 加藤鳴海

 

ずっと死んだと思っていた鳴海と長い時間をかけて、ついに再開することができた勝。

二人は背を合わせて戦うことになる。

襲いかかってくる大量の自動人形に、振り返る余裕がない鳴海だったがその頼もしい姿が背中から伝わってきた。

そんな、二人の再会のシーンでの鳴海のセリフがこれである。

何もできずにただ泣いていただけだった勝は、鳴海に頼りにされるほどに成長を遂げたとだった。

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(出典:『からくりサーカス』)

 

まとめ

というわけで、『からくりサーカス』の中で、個人的にお気に入りな名言・名セリフをまとめてみた。

踊り狂うからくりたちが登場しての熱い名言・名セリフの数々が登場する漫画である。

これ以外にもこの漫画には数々の名場面・名シーン・名言が存在する。

初読や再読のきっかけになったらいいなと思います。

ぜひ、自身の目で、自分のお気に入りのセリフを見つけて見てください。

 

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