このレストラン、老眼鏡紳士がおもてなし!
新鋭オノ・ナツメが贈る作品。
オトナの"小さな恋のメロディ"が聴こえてくる。
元気娘ニコレッタが出逢ったのは、従業員は老眼鏡紳士のみ(女性客に大人気)という少し不思議なお店で...。
優しいクラウディオ、小言の多いルチアーノ、モグほっぺのジジ、豪気なテオ。
ローマのレンスランで起こる、ヒロインのニコレッタを中心とした物語。
ほろ苦い大人な味な温かみがあるお話。
全一巻で完結。
読み終わったあとは、人に優しくなれるはず。
(出典:『リストランテ・パラディーゾ』)
「リストランテ・パラディーゾ」の見どころ
少女・ニコレッタ
ニコレッタは21歳。
15年前、両親の離婚後に母親に引き取られたがしばらくすると田舎のおじいちゃんの家に預けられて育てられた。
母親に何故一緒にいられないかの理由を聞くと「どうしても好きな人がいるけど、その人はバツイチが嫌で、だから子供がいるといけない」とのこと。
それ以来数える程しか会いに来てくれていない。
そこで成人したのをきっかけに、その母親の新しい旦那がオーナーのレストランに訪れた。
娘だって絶対にばらしてやる。
強い決意を持って店の中に踏み込んでいった。
(出典:『リストランテ・パラディーゾ』)
老眼鏡の紳士のみのレストラン
母親の旦那がオーナーのレストランだが予約をとらないと入れないほどの人気店。
特に女性客が多い。
人気の秘密は料理の味と”老眼鏡の紳士達”。
これはニコレッタの母親の趣味で老眼鏡でないと採用されない。
このポリシーは眼鏡でなければ伊達眼鏡をかけさせられてしまうほど徹底している。
しかし、これが特に女性客に受けてファンが多いレストランとなっていた。
(出典:『リストランテ・パラディーゾ』)
カメリエーレ長のクラウディオ
ニコレッタ親子以外にもこの漫画のメインキャラとして”クラウディオ”がでてくる。
クラウディオを色っぽく感じてしまったニコレッタはどんどんと彼の魅力に引き込まれていく。
しかし、クラウディオの手には指輪がついていた。
この気持ちは恋なのか?
ニコレッタの揺れ動く気持ちが描かれている。
(出典:『リストランテ・パラディーゾ』)
最後に
というわけで『リストランテ・パラディーゾ』を紹介した。
オノ・ナツメによるニコレッタを中心に親子の関係や年上の紳士への揺れ動く気持ちが描かれる。
全一巻で完結。
ほろ苦い大人な味な温かみがある話を読みたい人にはオススメの漫画である。
(出典:『リストランテ・パラディーゾ』)
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