そこそこでいい
俺には必死に追いかけるような夢も自意識もないけど...
将来をドブに捨てて生きるほどバカにはなれない
そこそこ楽しく生きれればいいんだ
(出典:『僕たちがやりました』)
特に高い向上心もない高校生のトビオは友人のマルと伊佐美とだらだらとした高校生活を送っていた。
現状で十分に満足、人生なんて「そこそこ」でいい。
そう思って今日もふらふらと友だちと遊んでいる。
ところが、ちょっとした「出来心」がきっかけで彼らの日常が急速に危機を迎える。
1巻が長いネタ振りになっていて最後の顛末がすごい。
”僕たちがやりました”
彼らがとあることを「やって」しまったのだ。
(出典:『僕たちがやりました』)
「僕たちがやりました」の見どころ
仲良し三人組+先輩
トビオ、マル、伊佐美は仲良くつるんで毎日ダラダラと遊んでいた。
この3人組に加えて2年前に卒業したけど、金持ちな実家に頼ってニートをしている先輩を加えてダラダラとした日々を送る。
先輩の金遣いはかなり荒い。
四人でバカやって”そこそこ”楽しい高校生活をしていた。
(出典:『僕たちがやりました』)
”異性”の友だち
楽しい高校生活には”異性”の友だちがつきもの。
この漫画にでてくる女子たちも彼らの学生生活を彩る。
と、日常のうちはこれでよかったのだが、転落した後では彼女らもトラブルの火種になっていく。
(出典:『僕たちがやりました』)
凡下高校と矢場高校
ドビオたちが通っている凡下高には、道一本挟んだお隣に矢場高校がある。
この矢場高校が荒れ果てたヤンキー高校でトビオたちの学校の生徒たちもカツアゲなどの被害に遭っていた。
そして、その被害に三人組の一人であるマルもあってしまう。
腹を立てたトビオたちのちょっとした復讐心が事態を取り返しのつかない事態にしてしまう。
(出典:『僕たちがやりました』)
終わりに
とういわけで、『僕たちがやりました』を紹介した。
1巻が読み終わるまではギャグ系の漫画かな?と若干思っていたが1巻の最終話で物語が全てひっくるかえる。
そういうことか!とこの漫画の方向性がわかったときの衝撃がすごい。
ギャグと下ネタはやや多め。
彼らの「やってしまった感」のヤバさと物語の先行きが気になってページをめくる手が止まらない漫画となっている。
(出典:『僕たちがやりました』)