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”人生やり直しツアー”から始まる絶望生活。この村には”何か”がいる...「迷家 ~ツミトバツ~」【漫画感想】

 

多くの噂とともに語られる謎の村『納鳴村』を目指す『人生やり直しツアー』に参加した30名のワケアリ男女たち。

親友の颯人と共にツアーに参加した光宗は、新たな生活と人々との出会いに胸をときめかしていた。

しかし、その期待はあっさりと裏切られる。

参加者のひとり死んだのを皮切りとして、疑念と謎の渦巻く村での恐ろしい日々が始まった。

伝染する”恐怖”が村を支配するサスペンス漫画。

ハラハラとする展開にページをめくる手が止まらない。

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(出典:『迷家 ~ツミトバツ~』)

 

「迷家~ツミトバツ~」のここが面白い

絶望の始まり。人生やり直しツアー

「今までの人生を、リセットしたい」

「自分が自分らしくいられる場所を見つけたい」

・・・さまざまな、声にならない叫びを

祈りを 胸に秘めてーーー

ーーー彼らは集い、ひとつの聖地へ旅立つ。

(出典:『迷家 ~ツミトバツ~』)

 

「人生やり直しツアー」と呼ばれるそれは、今までの人生を捨て去り、新たな聖地へと向かうというもの。

行き先は「納鳴村」。

そこでは、現代ルールに縛られない、理想郷を創って暮らしていると言われる。

この村に向かう人たちは、人生に絶望しきった人ばかり。

彼らにとって幸せな日々が始まる...かと思いきや、これがいくら後悔しても引き返せない”絶望”の始まりだった。

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(出典:『迷家 ~ツミトバツ~』)

 

不穏な空気が流れる「納鳴村」

「納鳴村」にたどり着いたツアーの参加者たちだったが、そこには何故か誰も住んではいなかった。

埃の積もり具合からも、無人になってから1年以上は経過しているのではと思われる。

だが、村やその周辺を探索していると”何か”がいる気配がする。

嫌な予感が漂う中で、その予感は的中してしまいツアー参加者の中から「死者」がでてしまった。

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(出典:『迷家 ~ツミトバツ~』)

 

疑心暗鬼の雰囲気は殺し合いへと発展する

あまりに理想と離れすぎた「納鳴村」や、人の死にツアー参加者は少しづつおかしくなっていく。

こんなはずではなかった... 今すぐに村を抜け出さねば... 人殺しは誰だ......

極限状態に陥った人々は、周りの人間を信じられなくなっていく。

自分以外は皆、敵かもしれない状況で人々はついに殺し合いを始めてしまう。

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(出典:『迷家 ~ツミトバツ~』)

 

終わりに

人生に”絶望”した人々が集まり、とある村へと向かうツアー。

そこから始まるさらなる”絶望”を描いたサスペンス漫画『迷家 ~ツミトバツ~』。

閉ざされた村で、とびきりの恐怖を味わうことができる。

村や人々に隠された秘密が徐々に明らかになっていく。

伝染する”恐怖”にハラハラ感が止まらない作品となっている。

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(出典:『迷家 ~ツミトバツ~』)

 

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