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天下無双を目指す宮本武蔵の生涯とは「バガボンド」【漫画感想】

 

「強い」とは一体なんなのか?

SLAM DUNK』の作者・井上雄彦によって宮本武蔵の生涯が描かれたのが、この作品である。

とある村で育った武蔵は、やがて戦いに目覚めて「天下無双」を目指して旅に出る。

しかし、その旅路は前に進めば進むほど、行き先の見えない暗くて困難な道となってしまう。

最強を求める「武蔵」葛藤が、圧倒的な画力で描かれている。

宮本武蔵の生きた世界にのめり込むことができる漫画となっている。

 

「バガボンド」のここが面白い

天下無双・宮本武蔵の生涯

「宮本武蔵」という名の、天下無双を目指して戦い続けた一人の男がいた。

彼は、なぜ最強を目指してどんな人生を歩んできたのだろうか?

宮本武蔵の戦いや、人生に対する葛藤、”天下無双とは何なのか”の悩みなどが描かれている。

「彼の人生での悩み」や「戦いにおける一瞬」が凄まじい。

『バガボンド』は、宮本武蔵という男の戦いの日々を見ることができる漫画である。

 

ライバル・佐々木小次郎

宮本武蔵といえば、ライバルと言われた佐々木小次郎との「巌流島の戦い」が最も有名なエピソードであると言える。 

物語は、この「巌流島の戦い」へ向けて進んでいく。

武蔵に関しては幼い頃からどのように成長してきたかの日々が描かれているが、同様に佐々木小次郎の人生についても丁寧に描かれている。

戦いの天才と言われた二人の決着はどうなるのかかが、気になってしょうがなくなってしまう作品となっている。

 

圧倒的な画力

宮本武蔵は侍として、生涯で様々な強敵たちと戦ってきた。

それらの戦いのシーンが、井上雄彦の圧倒的な画力によって凄まじい迫力で描かれている。

特にカラーページなどは言葉にできないほどに圧巻である。

読み始めれば、その絵に引き込まれてしまうこと間違いない。

 

終わりに

というわけで、『バガボンド』 を紹介した。

SLAM DUNK』の作者・井上雄彦によって、宮本武蔵の人生が描かれている。

物語、画力、侍たちの葛藤などの全てが凄まじく、それらの全てに魅了されてしまう漫画となっている。

宮本武蔵という男の生涯を体感してみたい人には、おすすめの作品となっている。

 

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