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炭水化物が人類、最恐の敵である!糖質カットダイエットの科学的理論『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~』【本感想】

 

糖質は人類にとって神か、それとも悪魔なのか。

炭水化物や砂糖類に多く含まれている「糖質」。

人類は、この糖質を効率よく入手できるようになったことによって発展をして、豊かな生活をしてくることができた。

しかし、飽食の現代において糖質を食べ続けることは本当に正しいことなのだろうか?

糖質カットダイエットが注目されている今、栄養素としての糖質の性質や、人類の糖質摂取の歴史、カロリーという概念やその算出法のいいかげんさ、ブドウ糖からみえてくる生命の諸相や進化、さらには糖質からみた農耕の起源について、新説を展開しながら様々に考えている本である。

 

「炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~」のここが面白い

「糖質」とは何なのか?

そもそも「糖質」とは何なのだろうか?

「糖質」とは、炭水化物や砂糖類に多く含まれている物質である。

「血糖値を上げる栄養素」であり、摂取した後、すみやかに血糖に変わるのが糖質で ある。

その名前から甘いものに多く含まれているようなイメージがあるのだが、実は炭水化物には多く含まれているものなのである。

そして、この糖質こそが人間を太らせて、健康を害してしまう栄養素なのである。

 

糖質カットダイエット

糖質は脂肪にすぐに変化してしまう栄養素である。

そして、この糖質をとらなければ太ることはほとんどない。

よって、効率的に痩せる方法として、「糖質カットダイエット」が注目されている。

炭水化物は一見、甘くないので大丈夫な気がしてしまうのが、”甘くない”のは、口の中だけであって消化管を通過していく過程で「甘い食べ物」へと変化してしまう。

言い換えると、糖質さえとらばければ、肉でも野菜でも、油でも何でもお腹いっぱい食べ放題なのである。

毎日

「糖質カットダイエット」は、科学的に考えても”正しい”ダイエット方なのである。

 

食べていいもの、ダメなもの

「糖質カットダイエット」中には、食べていいものやダメなものがある。

食べてはいけないものとして、砂糖が含まれているものや砂糖が味付けに使われているものがある

そして、米、小麦(うどん、パスタ、パンなど)、そばといった炭水化物もダメである。 

炭水化物には、とんでもない量の糖質が含まれていて、何と「素うどん1玉」は、「角砂糖14個」分もあるのだ。

肉、魚、卵、大豆製品、野菜はいくら食べても大丈夫である。

実は、野菜の中でも、ジャガイモ、ごぼう、人参といった根野菜は食べてはいけない食品である。

ちなみにカロリーは、実はあまり意味のない数字である。

肉によるカロリーと砂糖によるカロリーは、全くもって違うものなのだ。

このように、「炭水化物」や「糖質」に注目して、様々なことを語っている本となっている。

 

終わりに

というわけで、『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~』を紹介した。

人類を発展させてきた「炭水化物」や「糖質」には、実は危ない面があるのである。

「炭水化物」や「糖質」について語り尽くした本となっている。

糖質カットダイエットの理論や理屈に興味がある人には、おすすめの本となっている。

 

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