漫画ギーク記

漫画を中心にしたおすすめの面白い本について書いています

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

起業で成功するたに”勘違い”をなくす考え方『起業1年目の教科書』【本感想】

画期的なアイデア、夢・ビジョン、ビジネスモデル、お金がなくても起業ができる。 全ての起業したい人、起業した人に向けた”教科書”がこの『起業1年目の教科書』である。

「ロボット三原則」の盲点をつくSFミステリー小説『鋼鉄都市』【小説感想】

三日前に宇宙人が一人殺された。 宇宙人側では犯人は地球人だと考えている。そして今日までまだ何一つ判明していない。 かつて地球から移民として宇宙のあちこちに移住していった人々が、やがて他の世界に宇宙国家を作った。

あたしは仕事したなーって思って死にたい『働きマン』【漫画感想】

あたしは仕事したなーって思って 死にたい 週刊『JIDAI』編集部の女性編集者・松方弘子28歳独身。 弘子は編集長や上司や同僚たちと一緒に右往左往しながらもいい記事、いい雑誌を作る為に日夜奮闘する。

ピアノ調律師として生きる青年の成長を描いた物語『羊と鋼の森』【小説感想】

才能があるから生きていくんじゃない。 そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。 もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。

異常な性癖を持った殺人鬼が出現。叙述トリックが美しい作品『殺戮にいたる病』【小説感想】

< 蒲生稔は、逮捕の際まったく抵抗しなかった。 稔は、警察でもまったくおとなしく、質問されたことにはすべて答えた。 六件の殺人と一件の未遂について詳細に自白し、弁護士は国選で構わないと付け加えた。

はてなブログ2ヶ月目のアクセス数は47,908PV【運営報告】【書評ブログ】

2016年3月からはてなブログを始めて2ヶ月が経ちました。 備忘録的な意味合いも込めてブログ2ヶ月目の雑感についてまとめてみようと思います。

部屋中のティッシュ、キムワイプに変えますよ『決してマネしないでください。』【漫画感想】

理系大学を舞台に天才学生たちが今日も最高の頭脳を使った、最高におバカな実験が繰り広げられる。 例えば、「スタントマンが燃えても平気な理由を検証する」「切れた蛍光灯をともす」「フライドチキンで骨格標本を作る」「2月が28日しかない理由を調べる」…

突然現れた宇宙船。彼らは見事に地球を統治した『幼年期の終り』【小説感想】

そのときは何の前触れもなく訪れた。 彼らにとってはそれは些細な行動に過ぎなかったのだろうが、地球人からするとそのことは、今までの歴史上で起きたどんな出来事よりも大きなことだった。 大きな宇宙船の一団がニューヨーク、パリ、モスクワ、ローマ、ケ…

舞台は京都。電子葉による超情報化社会の到来『know』【小説感想】

超情報化対策として、人造の脳葉「電子葉」の移植が義務化された2081年の日本・京都。 あらゆる情報があらゆる場所で取得できる時代が到来した。 情報庁で働く官僚の御野・連レルは、超情報化社会の核となった情報素子のコードのなかに恩師であり現在は行方…

ポルトガルと日本が融合したグルメ漫画『くーねるまるた』【漫画感想】

マルタさんはポルトガルから来た貧乏だけど食いしん坊な女の子。 築70年のおんぼろアパートで、慎ましいながらもエンゲル係数高めな一人暮らしを満喫中。 紅茶チャーシュー、鶏油炒飯、パン耳タルト、蟹風味のディップ...等々お金はなくても丁寧に、春夏秋冬…

思想・行動の自由が一切ない独裁国家『一九八四年』【小説感想】

1984年現在、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシアの三強国によって支配されている。 オセアニアはユーラシアと交戦状態にあり、イースタシアとは同盟関係にある。 ほんの四年前まではオセアニアはイースタシアと戦争をし、ユーラシアと同盟を組んで…

笑えるグルメ系コミックエッセイ『ゴハンスキー』【漫画感想】

> マンガ家・清野とおるが、ゴハン愛をつづりにつづったコミックエッセイがこの『ゴハンスキー』である。 新宿に行くたびに必ず寄る蕎麦屋の毎回頼むメニューの話し「岩のりそばとゴボウ天」と言った著者の行ったことあるお店について描いたものから、安くて…

現状に不満。葛藤をする若者たちの物語『ソラニン』【漫画感想】

大学を卒業して1年が過ぎ、OA機器メーカーのOL・井上芽衣子はあることを実感するようになっていた。 ...きっと社会人に向いていないのだよ、あたしは。 とはいえ、自分に特別な才能がないと自覚してしまった今となっては、もはや人生のレールを外れる勇気も…

29歳で年商300億円の企業を経営『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』【本感想】

25歳で、アフリカでビジネスを起こし4年で「年商300億円」を実現した石川直貴さんによる自伝がこの『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』である。 先行きのない日本経済。成長が著しいと言われていた中国経済も陰りが見えてきた。 これからは中国でも東…

人を喰う種族と人間の格闘の物語『東京喰種トーキョーグール[JACK]』【一巻完結】【漫画感想】

東京13区ーー ーーこの世界で人はひとつの”畏れ”と背中合わせにある ーーヒトの姿でありながら ヒトの死肉を貪る異形の存在ーー 人はそれをーー ”喰種(グール)”と呼ぶ

明日の予告を教えてやる『予告犯』【漫画感想】

勘違いするな 俺は自分のためにやっているわけじゃない 6時間のナイトパックが1700円 15分の延長ごとに100円追加 ドリンクのおかわり自由の一畳半 この汗臭いタコ部屋の片隅から 俺が世界を変えてやる